電茶壺とは何ですか?

電茶壺とは、中国茶を淹れるのに便利な、いわゆる”電気ケトル”です。
電壺、電気式煮水器などと表記されることもあります。

電気ポットのような保温機能はありませんが、主に以下のような特徴があります。

・容量が電気ポットと比べると小さめ → 取り回しが楽。水の量が少ないので、相対的に沸くのが早い。

・自動再沸騰機能がある → 温度が下がると自動でスイッチが入り、再沸騰する。

”電茶壺”と名前がついているだけあり、お茶を淹れることに特化した作りになっているものが多く見られます。

既存の電茶壺とV-928Jの違いを教えてください

既存の電茶壺は、機械的・電気的にシンプルな作りをしているものが主流でした。

具体的には、再沸騰機能を司るサーモスタットにバイメタルなどを利用し、機械的に制御していました。
そのため、安全制御も機械的なものとなっており、空だき防止は「水量が減るとバネで本体が浮き上がり、電気接点から外れ、加熱が止まる」といったものでした。

一方、V-928Jは、温度センサーとマイコンを内蔵することにより、電気的な制御を行っています。
たとえば、再沸騰機能は、ケトルに内蔵された温度センサーの情報を、台座にあるマイコンが受け取り、制御しています。
電気的な制御を行っているので、一定時間、操作が無かった場合に電源を自動的にオフにする、オフタイマー機能なども備えています。

「デジタル温度計が付いた」というだけではなく、制御の仕方がアナログからデジタルに変わっているところが、大きな違いです。

 

中国仕様と日本仕様の違いを教えてください

今回のV-928Jは、現地のメーカーとの協力により、日本独自の仕様で特別に製作いただいています。
現地モデルと異なる点は、非常に多岐にわたりますが、主なものは以下の通りです。

・電圧・消費電力量の変更  200V/1200W → 100V/800W
・信頼性の向上  より容量の大きい部品に変更するなどし、信頼性を高めています。
・日本の電気用品安全法への対応  主要部品や電気回路の見直しでPSEマークに対応
・マイコンのプログラム変更  自動モードの再沸騰温度設定変更
・外装の塗装  外装を黒に塗装(現地はシルバーのみ)
・蓋の機構の改良  壊れにくく、扱いやすいものに変更     他

日本独自仕様の開発にあたっては、日本国内の中国茶愛好家や中国茶の先生方に徹底してヒアリングを行い、その内容をフィードバックして製作しています。

保証体制について教えてください

電茶壺V-928Jは、購入日から6ヶ月間の製品保証をご用意しています。

【保証期間内の修理】
万が一、保証期間内に故障した場合は、Teamedia電気ケトルサポートセンターへ、お電話・メール・FAXのいずれかにて、ご連絡ください。
サポートセンターにて、商品送付先の発送センターをご案内致しますので、お手数をおかけしますが、着払いで発送センターへお送り下さい。
製品到着後、エンジニアが確認し、保証期間中は無償で修理もしくは代替品の送付を行います。

【保証期間終了後の修理】
保証期間終了後の修理については、有償で承ります。
内部回路の軽微な修理の場合、修理代金は3,000円(税別)です。
別途、サポートセンターへの片道送料をご負担いただきます。
詳しくはお見積もりをいたしますので、サポートセンターにお問い合わせ下さい。
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